SINKCAPITAL
SINKCAPITAL
employment company Blog
「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化 第2章 さまざまな分析をしてみよう
白井 透
2022-03-30 白井 透
techinternlearning

2-1 実務に向けて学ぶBI応用

前章の内容だけだとまだまだ不十分。本章では実務に近い知識を学んでいく。

BIツールと他領域の接点、ビジネスとデータサイエンスの2つから学んでいく。

2-2 KPIモニタリングとKPIマネジメント

BIツールがよく用いられるのがこの2つ。KPI(重要業績評価指標)は応用情報でも触れましたね。

KPIモニタリングの利用ケース

KPIを定量化し、評価から主観などを取り除く。 全員が数値と基準の運用を信用が必要になる。信用が得られた場合、KPI次第で行動を変えていく。これがKPIモニタリング。

KPIが単なる数値として終わるのを避けるため、KPIを見れる体制を構築する必要がある。

PDCAを回しながら数値に基づいた業務改善をするのが、KPIモニタリングとKPIマネジメント。

ハンズオン

  • テイクアウトアプリ_注文データ
  • KPIモニタリング
  • KPIモニタリング_中間シート

3つのシートのデータを使う。これらを組み合わせてダッシュボードを構築する。

1.データの加工と読み込み

KPIモニタリングシート

スクリーンショット

事前決済率改善の確認のため、まだ来ていない日付も表示に使う必要がある。 1章で使ったデータを取り込み、中間シートを作成していく。A1セルに以下の関数を入力。query(参照先,加工の内容)という書き方。where以降が削除しない条件。

=query('テイクアウトアプリ_注文データ'!A:L,"select C,sum(K),count(A),sum(L) where A is not null group by C",1)

そうするとこんな感じに。

スクリーンショット

このシートの内容をKPIモニタリングシートに結合する。C2セルに以下の数式を入力。これをvlookupと呼び、データを結合する際に用いる。 vlookup(条件,結合対象データ,何列目か,0) で書く。

ifna(vlookpu(A2,'KPIモニタリング_中間シート'!A:B,2,0),"")
スクリーンショット

そしてData PortalでKPIモニタリングシートを指定したスプレッドシートを作成する。

2.上記データの可視化

以下のグラフを作成する。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカード実測値(個数)なしなし
スコアカード最大日付(最大値)なしなし
スコアカード事前決済率(平均)なし最新の日付と等しい
折線グラフ事前決済率日付なし
注文数、事前決済数、事前決済率日付なし

色々やったらこんな感じに。

スクリーンショット

2-3 KPIの分析

ここでもKPIを扱っていく。

KPIの分析と利用ケース

KPIの分析は以下の手順

1.KPIの関係性の把握

一般的に複数あるKPIを整理する。1番上にくるKPIを成果KPIやKGIなどと呼び、動かす目標とする。

関係性の繋ぎ方は3つあり

  • 四則演算
    上位のKPIを下位のKPIの計算で表現する。わかりやすいが、行動の基準にするのが少し難しい。
  • 相関や因果
    仮説で影響を与えそうな要因を考え、データ分析した結果を繋げる。これは説明が可能になるが、関係性の正しさや納得のできる前提を組織で揃えるのが難しくなる。
  • CSF(Critical Success Factor)
    これで繋ぐ場合は、やるべきことでKPIが繋がる。上位のKPIを上げるには、どのような業務や試みが必要か考える必要がある。
    組織の実際の行動に近い形で表現ができるが、組織の戦略を考慮する必要がある。

2.課題発見

関係性を整理しつつ、問題を探す。理想を設定し、それと比較しながら探すのがポイント。

3.解決策の検討

単純な提案にとどまらないようにする。

ここでの分析方針は2つある。

  • 上手くいっているパターンを見つけ、同様のものを探す
    これはデータの可視化、定量化を行い、外れ値を見つけることで行う。
  • KPIを作り出す構造を分解し、悪い部分を見つけ、そこに施策を実施する
    これはいろんな分析を用いて、ボトルネックを見つける。

ハンズオン

  • テイクアウトアプリ_注文データ
  • テイクアウトアプリ_行動データ
  • テイクアウトアプリ_行動マスター

3つのシートのデータを使う。行動マスターからファネル番号を取得する。

行動データシートに以下のようにvlookupを入力。

=VLOOKUP(D2,'テイクアウトアプリ_行動マスター'!$A$1:$B$4,2,0)
スクリーンショット

ファネル番号の取得が完了。

1.KPIツリーを作る

以下のスコアボードを追加。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカード事前決済率(平均)なしなし
スコアカード注文数(合計)なしなし
スコアカード事前決済グラフ(合計)なしなし

色々やったらこんな感じに。

スクリーンショット

2.解像度を上げる

定量化できていないKPIを別のデータで可視化する。 以下の2つのグラフを作成する。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
棒グラフRecord Count画面なし
折線グラフRecord Count注文日、画面なし
スクリーンショット

棒グラフで問題を確認できるように。設定画面まではいっているのに、完了している数が少ないので、設定画面に問題があることが考えられそう。

2-4 意思決定のための分析

ここでは意思決定にデータを用いるケースを扱う。

意思決定のプロセスとしては

  1. 意思決定の評価軸と基準の決定
  2. 選択肢を洗い出す
  3. 選択肢の評価軸を埋める
  4. 比較し、基準に基づいて決める

前半が大事で、ここがしっかりしてないと後半が始められない。基準や軸を作る際にもデータや統計の考えを用いることができる。

良い意思決定は将来的にもプラスになる。

ハンズオン

今回は ・テイクアウトアプリ_注文完了ログ だけを使う。受け渡しに関するデータが記録されている。

1.データの読み込みと全体の把握

経過時間ごとに差があるか確認するグラフを作成する。これを参考に、キャンセル判断の閾値を決定する

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
折線グラフRecord Count受け取り予定時間、キャンセルグラフなし

時間経過とキャンセルの有無の関係性がわかるようになり、操作の入れ替わりのタイミングを閾値にすると良さそう。

スクリーンショット

2.シミュレーションの作成

判断のためのシミュレーションを作成していく。閾値を動的に変えて試すために、パラメータを作成する。デフォルトは上記を参考に11でやっていく。

パラメータを用い、以下の2つのグラフを作っていく。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
ピポットテーブルRecord Count閾値超えセグメントなし
円グラフRecord Count操作受け取り予定時間が閾値以上
スクリーンショット

こんな感じで作成できました。

3.上段グラフの作成

最後に上端に判断タイミングごとに、結果がどう変わるか表示する。

フィルターを変えて3つ作る。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
円グラフRecord Count操作受け取り予定時間が11以上
円グラフRecord Count操作受け取り予定時間が13以上
円グラフRecord Count操作受け取り予定時間が15以上
スクリーンショット

作成した3つのグラフを見ていくと、キャンセルのタイミングは15分以降になっている。 また、時間ごとの失敗率がわかる。その失敗率によって得られる期待値が、また判断材料となる。

2-5 業務情報を検索するダッシュボード

ここでは細かい情報探索にBIツールを使うケースを扱う。

ハンズオンでは情報収集のためのダッシュボードを作成していく。 これには2つのメリットがあり

  1. 情報の伝達
    蓄えたデータにより、意思決定に失敗がしにくくなる。
  2. データの統一化
    全員が同じツールを使い、データを統合することで、やり取りを減らせる。

ハンズオン

地理情報を可視化していく。使用するデータは1つだけ。 ・チラシ配りデータ

1.データの読み込みと地図の作成

以下の地図表示を設定。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
GoogleマップRecord Count位置を住所、ツールチップを場所なし

こんな感じに。指標で大きさや色が変わるっぽい。

スクリーンショット

2.その他のグラフの作成

地図以外を追加する。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカードRecord Countなしなし
スコアカード配り時間(分)(平均)なしなし
スコアカード平均配布率(平均)なしなし
スコアカード平均チラシ枚数(平均)なしなし
指標を配り時間(分)、チラシ枚数、配布率日付、曜日、場所、開始時刻なし
スクリーンショット

ここらへんもだいぶ手慣れてきました。

3.コントロールと入力の追加

コントロールを追加。フィルターで調べたいものを絞れるように。

スクリーンショット

2-6 データサイエンスを取り入れる:単回帰分析

ここからはデータサイエンスを扱う。

BIツールとデータサイエンスの関係性

ここではデータサイエンスを統計学や機械学習の手法を用いて、科学的に考える分析プロセスと設定する。

現在のBIツールではデータサイエンスのアウトプットと似たものを出力することはほぼできない。

データサイエンスはプロセス、手法が重要で、分析支援ツールのBIツールのは別物である。 また、BIツールの多くはデータサイエンス支援ツールとしての機能はほとんどない。

簡単なデータサイエンスの分析と、そのアウトプットをBIに接続する方法をハンズオンしていく。

単回帰分析とその利用ケース

KGIは外部から与えられたり、過去の傾向から設定される。KPIはそれを達成するために連動する必要がある。

KPIを目標設定するために、数値の関係を数式で表せると良い。

単回帰分析はデータから指標間の関係性を数値化でき、その数式を得ることができる。

y=ax+bの形で表せる。

ハンズオン

ここでは

  • 単回帰分析_データ
  • 単回帰分析_分析結果

を使っていく。

1.単回帰分析の実施とBIツールで読み込みシートの用意

単回帰分析_分析結果シートにデータを転記するために

=query('単回帰分析_データ'!A:E,"select D,E where A <= date'2021-07-01'")

を入力。

このデータに単回帰分析をかけていく。傾きは=slope()、切片は=intercept()という関数。中身は(予測の出力側、予測の入力側)といった形。切片と傾きに関数を入れるとこんな感じに。

スクリーンショット

2.BIツールで上記シートの読み込みと基本的なグラフの作成。

ここでは以下のグラフを作成。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカード目標KGIなしなし
スコアカードKPI予測なしなし
散布図実績KGI、実績KPIなし
目標KGI、実績KGI、実績KPI、KPI予測なし
スクリーンショット

散布図と表ができました。こんなことも簡単にできるなんて、Google先生凄い。。

3.パラメータを用いてシミュレーションを作成

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカードOUTPUT_KGIなしなし
スコアカードslopeなしなし
スコアカードinterceptなしなし
スクリーンショット

これらをy=ax+bの形に置き換えれるっぽいんですが、記号をどこで出せるかわからないので割愛で。。

2-7 データサイエンスを取り入れる 2:時系列解析

時系列解析は

  1. 傾向:データの変動のこと。
  2. パターン:周期的な数値があるもの。
  3. 上記以外のノイズ

の3つに分けることができる。周期性などを計算するために用いる。

時系列解析と利用ケース

ハンズオン

ここでは

  • テイクアウトアプリ_注文データ
  • 時系列_分析シート
  • 時系列_表示シート
  • 時系列_イベント記録

1.時系列解析の実施

時系列_分析シートに以下のクエリを記述。

=query('テイクアウトアプリ_注文データ'!A:K,"select C,sum(K) where A is not null group by C",1)

そしたらこんな感じに。

スクリーンショット

表示シートにも転記されました。

スクリーンショット

2.表示の作成

以下のグラフを作成。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカード着地予想なしなし
スコアカード実績なしなし
折線グラフ実績、トレンド予測値、トレンド+季節予測値日付なし
スクリーンショット

フィールドがどういった形で扱われるかを意識。関数入力の時エラーになる。

次は以下のグラフを作成。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
棒グラフ季節曜日なし
ノイズ日付、曜日なし
スクリーンショット

時間で値が変わっていく流れを表示できました。ただし、簡易な方法なので、複雑なものに対応できるためには高度なモデルの選択が必要。

2-8 データサイエンスを取り入れる 3:類似度

データを分けるときに、定量的にデータを見るために類似度の考えを用いる。

類似度の利用ケース

レコメンドやユーザーのクラスタリング時に用いられるが、スプレッドシードでの実装は難しい。今回はPMが新機能を作成するときに、ターゲット像を設定するために類似度を用いることにする。

ハンズオン

今回は

  • 類似度_ユーザーデータ
  • 類似度_ターゲット

を使う。

1.類似度の計算シートを作成

距離の計算では三平方の考えを使う。

距離の計算を行う計算式を入力

=sqrt(sum(Arrayformula(($B2:$D2 - '類似度_ターゲット'!$B$2:$D$2)^2)))

距離が入力されました。これで各レコードとターゲットの類似度が計算できた。

スクリーンショット

2.シートの読み込みと散布図の作成

スクリーンショット

計算を色々やったらこんな結果になったので、閾値は2.78で設定。

作成するグラフは以下。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
散布図Aとの距離、表示用ユーザーidなし
散布図Bとの距離、表示用ユーザーidなし
スクリーンショット

3.それぞれのターゲットに似たユーザーの情報の表示

残りのグラフを作成。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
スコアカードRecord CountなしAとの距離が閾値より低い
スコアカードRecord CountなしBとの距離が閾値より低い
棒グラフ平均単価(M)(平均)表示用Aとの距離が閾値より低い
棒グラフ何分おきの来訪か(F)(平均)表示用Aとの距離が閾値より低い
棒グラフ何周おきの来訪からの経過日数(R)(平均)表示用Aとの距離が閾値より低い
棒グラフ平均単価(M)(平均)表示用Bとの距離が閾値より低い
棒グラフ何周おきの来訪か(F)(平均)表示用Bとの距離が閾値より低い
棒グラフ何周おきの来訪からの経過日数(R)(平均)表示用Bとの距離が閾値より低い
スクリーンショット

いい感じにできました。

2-9 データサイエンスを取り入れる 4:DID

DIDの利用ケース

DIDはDifferene in Differenceの略。差の差法のこと。 前後比較やグループ間比較での効果の改善時などに用いる。 DIDでは平行トレンド仮定といって、グループ間で数値の絶対値は違っても、トレンドは同じ動きをする仮定が必要になる。

ハンズオン

今回は

  • DID_データ
  • DID_分析結果

を使う。

1.DIDの計算を実施

データを集計し、分析結果に載せる。関数はqueryを使う。

=query('DID_データ'!A1:D32,"select B,avg(C),avg(D) group by B")
スクリーンショット

分析結果にDIDの結果が反映されました。

2.ダッシュボードの基礎の作成

以下のグラフを作成。

グラフの種類指標ディメンションフィルター設定
折線グラフ 表示用(post)(合計)、表示用(pre)(合計)日付なし
折線グラフ横浜店(合計)、新橋店(合計)日付なし
折線グラフ横浜店(累計)、新橋店(累計)日付なし
スクリーンショット

これで効果確認のダッシュボードが作成できた。

他にもダッシュボードの管理やデータの加工について学べた。

感想

手を動かしていろんなアウトプットができたのが面白かったです。 SQLとかスプレッドシートのことを勉強したらもっとうまいことを使えるようになりそう。 実際の業務でどう使われているかも気になりましたね!

SinkCapitalではデータに関する支援を行っています

弊社はスペシャリスト人材が多く在籍するデータ組織です。 データ分析や分析基盤の設計などでお困りの方がいらっしゃれば、 まずは無料で、こちらから各分野のスペシャリストに直接相談出来ます。

Azure DevOps上でterraformを用いたAzureのIaC管理方法
櫻井 裕司
2024-03-23 櫻井 裕司
tech
企業内データを参照するChatGPTによる社内Q&Aシステムを構築または利用する際のデータ管理について特に注意すべき観点を整理します。特にAzureを利用することを前提にシステムを構築する際のポイントも併せて紹介します。
ChatGPTを用いた企業内システム構築におけるデータ管理の心得
サカモト
2024-02-07 サカモト
tech
企業内データを参照するChatGPTによる社内Q&Aシステムを構築または利用する際のデータ管理について特に注意すべき観点を整理します。特にAzureを利用することを前提にシステムを構築する際のポイントも併せて紹介します。
BIツール機能比較〜Tableau VS Looker Studio〜
髙津 未紗希
2023-11-04 髙津 未紗希
tech
近年ではBIツールの需要が高まると同時に様々なBIツールが増えていますが、その中でもTableauとLooker Studioは利用者の多い主要ツールとなっています。そこで今回はTableauとLooker Studioを機能別に比較します。
Terraform Cloudを利用した、CI/CD戦略と最適なterraformディレクトリについて考えてみた。
松戸 誠人
2023-04-20 松戸 誠人
tech
terraformリソースとクラウドへの適応は様々な手段がある。Actionsでクラウドにapplyされるなど、その中でも管理しやすいと考える、Terraform Cloudを利用したCI/CD及びterraformのディレクトリ設計及び、ブランチ戦略について紹介する。
TerraformとGitHub Actions(CI/CD)を用いたGitHub repositoryの管理
井上 聖士
2023-04-14 井上 聖士
tech
今回は、TerraformのCI/CDをGitHub Actionsを利用して構築する方法についてご紹介します。Terraformを使ってGitHubのリポジトリを作成し、GitHub Actionsを使ってCI/CDを自動化する方法を実際の手順とともに解説します。この記事を読むことで、TerraformとGitHub Actionsを使った開発の流れを学習することができます.最終的には、以下の画像のように、GitHub上で管理されるリポジトリを作成することができます。
GitHub Actionsを用いてReactのサイトをGitHub Pagesに公開する方法
井上 聖士
2023-04-13 井上 聖士
tech
今回はReactを使用したWebサイトの構築から、GitHub Actionsを利用した自動化ビルドやデプロイ、そしてGitHub Pagesでの公開方法まで、一連の流れを紹介します。この記事を読むことで、Reactを使用してWebサイトを作成する方法や、GitHub ActionsによるCI/CDの構築方法を学ぶことができます。最終的には、以下のようなWebサイトをGitHub Pages上で公開することができます。
【事例紹介】クックビズ株式会社様の分析環境の新規構築をお手伝いさせていただきました
櫻井 裕司
2023-03-15 櫻井 裕司
tech case
フード関連業に特化した有料職業紹介事業などを提供するクックビズ株式会社様は、15周年を迎え、新コーポレートアイデンティティを制定など大きな変革を行っていました。本体機能とともに力をいれたのが分析環境の刷新であり、今後会社をデータから支える分析環境づくりの方法を模索されており、弊社ではデータ分析環境構築のお手伝いをさせていただきました。今回、弊社はこれらの課題に対してSinkCapitalのサポートを依頼してくださったデータチームの上岡さん・角田さん・宮川さんに導入結果や使用感について伺いました。
Pythonの因果分析ライブラリCausalNexの紹介
田中
2023-03-07 田中
tech
ベイジアンネットワークは、ディープラーニング(深層学習)等とは違い変数間の因果関係を捉える事が出来るため、病気の原因分析、気象予測、マーケティングなどで活用されています。今回は、Pythonでのベイジアンネットワークを用いた因果分析について紹介します。
GCP上のWebログデータ処理パイプライン:生データ処理から機械学習まで
謝暁鋒(シャギョウホウ)
2023-03-01 謝暁鋒(シャギョウホウ)
tech
不定期でGoogleCloudStorageにアップロードされているWebログデータに対し、毎日0時にComposer内ではDataprocがデータを前処理しBigqueryにアウトプットします。その後VertexAIにモデルのトレーニングを行い、処理完了後slackに結果を投げます。
世界各国で利用されるCRMツール、Hubspotを既存の自社サイトに対して導入してみました。
櫻井 裕司
2023-01-23 櫻井 裕司
tech
世界各国で利用されるマーケティングプラットフォームツールであるHubspotを弊社の自社サイトに導入してみました。マーケティング、営業、カスタマーサービスなど様々なサービスがありますが、今回は主にサイト上でのリード獲得部分の導入について説明ささせていただければと思います。
海外で有名なデータ統合Saasプロダクトであるfivetranを利用してみました
櫻井 裕司
2023-01-12 櫻井 裕司
tech
海外で有名なデータ統合Saasプロダクトであるfivetranを利用してデータ連携をしてみました。日本では類似のサービスとしてtroccoがありますが、troccoとの違いも整理していければと思っています。
【事例紹介】freee株式会社のデータ分析業務をお手伝いさせていただきました
櫻井 裕司
2022-12-28 櫻井 裕司
tech case
人事労務・会計などを含むクラウドERPを提供するfreee株式会社(以下、freee)は、既存事業の伸びに加えて受発注やタスク管理など新規領域開拓も加わり成長を続けています。それに伴いデータ分析環境の保守管理や、データ利用者からの問い合わせ対応に取られる時間が増えてしまい、分析業務に当てる時間が圧迫されていました。今回、これらの課題に対してSinkCapitalのサポートを依頼してくださったAnalyticsチームの鎌田さん・福田さん・鈴木さんに導入結果や今後の見通しについて伺いました。
Pipedrive Web Formsでutmを取得する方法
丸山 慎也
2022-12-07 丸山 慎也
tech
Pipedrive には、ウェブフォーム(Pipedrive Web Forms) という機能があります。今回はこの Pipedrive Web Forms の送信時に、utmを取得する方法についてまとめました。
データ周りで話題のdbt(data build tool)をBigQueryを使ってみました
櫻井 裕司
2022-12-05 櫻井 裕司
tech
ETL・ELTのLoad部分を担うオープンソースサービスであるdbtを使ってみて、既存のサービスとの比較を行いました。既存のサービスにない多くの特徴を持っていますので、もし気になった方はぜひ見ていただければと思います。
【事例紹介】IVRy様の分析基盤データパイプラインの設計・開発をお手伝いさせていただきました
櫻井 裕司
2022-11-23 櫻井 裕司
tech case
電話自動応答サービスを展開されているIVRy様に対し、弊社でデータパイプライン構築のお手伝いさせていただきました。その中で重視した考え方や設計思想、また構築後の使用感などを記事にまとめさせていただきましたので、データパイプラインをご検討中の方は是非ご参考にしていただけますと幸いです。
Snowflakeにterraformを導入する方法
櫻井 裕司
2022-10-08 櫻井 裕司
tech
0からSnowflakeにterraformを導入した際の方法をご紹介します。Snowflake独自の注意点なども記載させていただきましたので、そちらもご参考いただけると幸いです。
BQにおけるSQL検算を効率化する無料chrome拡張機能をリリースいたしました
櫻井 裕司
2022-09-01 櫻井 裕司
tech
BigQueryのjoin句を含むstandardSQLを入力することで、join前後でのレコード数の変化を返すSQLを自動でクリップボードにコピーする無料chrome拡張機能をリリースいたしました。
社内ドキュメントにNotionを導入して感じた事
櫻井 裕司
2022-04-02 櫻井 裕司
tech
社内ドキュメントをNotionに寄せることで見えてきたメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。また使う中で感じたいくつかの要望もまとめていこうと思います。
「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化 第3章 BIツールに関する知識をつける
白井 透
2022-03-31 白井 透
techinternlearning
【「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化 第3章】現在長期インターンをさせてもらっているSinkCapitalさんの方で、データ系の業務に携わることになりそうなのですが、それの準備期間として紹介していただいた本をまとめていきたいと思います。
「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化 第1章 分析ダッシュボードを作ってみよう
白井 透
2022-03-29 白井 透
techinternlearning
【「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化 第1章】現在長期インターンをさせてもらっているSinkCapitalさんの方で、データ系の業務に携わることになりそうなのですが、それの準備期間として紹介していただいた本をまとめていきたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第14章をやってみて & まとめ
白井 透
2022-02-20 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第14章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第13章をやってみて
白井 透
2022-02-20 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第13章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第12章をやってみて
白井 透
2022-02-19 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第12章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第11章をやってみて
白井 透
2022-02-19 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第11章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第10章をやってみて
白井 透
2022-02-18 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第10章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第9章をやってみて
白井 透
2022-02-16 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第9章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第8章をやってみて
白井 透
2022-02-14 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第8章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第7章をやってみて
白井 透
2022-02-14 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第7章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第6章をやってみて
白井 透
2022-02-13 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第6章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第5章をやってみて
白井 透
2022-02-12 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第5章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第4章をやってみて
白井 透
2022-02-11 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第4章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第3章をやってみて
白井 透
2022-02-08 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第3章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第2章をやってみて
白井 透
2022-02-07 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第2章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Ruby on Rails チュートリアル第1章をやってみて & 自己紹介
白井 透
2022-02-07 白井 透
techinternlearning
【Ruby on rails 第1章】インターン先の方から、「これやっとけば、だいぶいい感じだよ!」と言われたので、Ruby on railsのチュートリアルをやってみたいと思います。
Nuxt上でのd3を利用した散布図の作成方法
櫻井 裕司
2021-10-29 櫻井 裕司
techdataAnalytics
クリック可能な散布図をNuxtjs上で作成する場合にd3.jsが汎用性が高く便利でした。利用するにあたって難しかった点などを備考録としてまとめています。
アクセスログを可視化しGAのデータを直感的に理解できる型態にする試み(ネットワーク型)
櫻井 裕司
2021-09-05 櫻井 裕司
techdataAnalytics
ビジネスに活きる分析を進める上で弊社では「理解できる」ことを重要と考えており、特に直感的理解は可視化を進める上で特に重要だと考える内容の一つです。弊社では様々なお客様のデータ分析を進める上で常により示唆の大きい可視化を追求しており、今回はその中で最近試みているネットワーク側の可視化についてまとめたいと思います。
代表櫻井による特別講演会が白陵高等学校で開かれました
櫻井 裕司
2021-07-31 櫻井 裕司
eventpersonal
2021年の夏に兵庫県の私立白陵高等学校において、代表櫻井による特別講演会を開催いたしました。今振り返って高校の頃の自分に伝えたいことについてお話しました。
Nuxtで動的ページを随時追加する場合にNot Foundとなる
櫻井 裕司
2021-05-31 櫻井 裕司
tech
Nuxtで動的ページを登録する方法はありますが、登録後に随時コンテンツが追加される際はNot Foundとなってしまうので、そう言った際の対処方法について
GKEをやめてCloud Runを始めてみました
櫻井 裕司
2021-04-19 櫻井 裕司
tech
firebaseで構築したシステムの裏で動かすバッチの負荷が大きく、cloud functionsで終わらなかったためCloud Runを利用してみました。動作確認までの知見等を雑多にまとめてみました。
AWSをやめてfirebaseを使い始めて感じたメリットやデメリットとそれの対応策(LT登壇内容)
櫻井 裕司
2021-03-26 櫻井 裕司
techeventpersonal
みそかつウェブ・GDG Nagoya主催の「around firebase」とCloud Native Nagoya主演の「Cloud Native Nagoya」にてfirebaseのLTをさせていただきました。そこで会話させていただいたfirebaseを使い始めて感じたメリット・デメリットについてまとめています。
PWA+SPAのwebアプリ作成にnuxtjs+firebaseがめちゃ便利だった
櫻井 裕司
2021-01-16 櫻井 裕司
tech
PWA+SPAのwebアプリを作る際にnuxt.js+firebaseを合わせて利用すると便利だったので知見を書き留めています
s3のhostingでPWAを導入する方法
櫻井 裕司
2020-12-19 櫻井 裕司
tech
アプリ作成時にpwaが比較されることが多かったですが、実際にpwaを実装した経験がなかったため今回自社サイトをPWA化してみました。
dockerでseleniumを動かしてみる(chrome_headless)
櫻井 裕司
2020-12-06 櫻井 裕司
tech
seleniumの相談をいただくことが増えたため、seleniumの勉強もかねてdockerでの実行テストを行いました
THE DECKのイベントにお邪魔させていただきました
本林 秀和
2020-12-05 本林 秀和
eventpersonal
大学コンソーシアム大阪のイベント@The DECK にお邪魔してきました
flutter(dart)を触ってみた感想
櫻井 裕司
2020-11-18 櫻井 裕司
tech
android向けアプリへの対応も考慮してflutter(dart)を触ってみたので、感想をまとめておこうと思います。理解が深まっていく中で定期的にまとめていければと思います。
代表本林による特別講演会が滝高校で開かれました
本林 秀和
2020-11-07 本林 秀和
eventpersonal
2020年11月7日(土)愛知県の私立滝高校において、代表本林による特別講演会を開催いたしました。IT業界やデータサイエンスについてお話しました。
AWS・GCPを選ぶ際の観点
櫻井 裕司
2020-10-28 櫻井 裕司
tech
AWSかGCPを選ぶ際の観点について書き留めておこうと思います
CloudFormationとterraformの比較
櫻井 裕司
2020-10-04 櫻井 裕司
tech
AWS CloudFormationとterraformの両方を使ってみて感じた違いをまとめてみました。
iosのcallkit周りでできること
櫻井 裕司
2020-08-24 櫻井 裕司
tech
新規事業を検討する上でios(swift)の電話周りでできることを調査したため、調査結果をブログとして残しています。
総務省特定サービス産業実態調査のデータ分析
櫻井 裕司
2020-07-18 櫻井 裕司
techdataAnalytics
総務省がAPIで市場データを公開しており、分析技術向上と市場感を養うことを目的に定期的に分析を行なっていこうと思います。今回は「特定サービス産業実態調査」について見ていこうと思います。
「お絵かきつみ木バトル」をリリースしました
櫻井 裕司
2020-07-12 櫻井 裕司
techapp
タスク管理を二次元的に行うアプリ「お絵かきつみ木バトル」をリリースしました。SinkCapitalはデータコンサルですが、知見蓄積のため様々な媒体での実験的開発を行っています
総務省工業統計調査のデータ分析
櫻井 裕司
2020-07-11 櫻井 裕司
techdataAnalytics
総務省がAPIで市場データを公開しており、分析技術向上と市場感を養うことを目的に定期的に分析を行なっていこうと思います。今回は「工業統計調査」について見ていこうと思います。
総務省サービス産業動向調査のデータ分析
櫻井 裕司
2020-07-08 櫻井 裕司
techdataAnalytics
総務省がAPIで市場データを公開しており、分析技術向上と市場感を養うことを目的に定期的に分析を行なっていこうと思います。初回は「サービス産業動向調査」について見ていこうと思います。
タスク管理アプリ「タスククロス」をリリースしました
櫻井 裕司
2020-04-08 櫻井 裕司
techapp
タスク管理を二次元的に行うアプリ「タスククロス」をリリースしました。SinkCapitalはデータコンサルですが、知見蓄積のため様々な媒体での実験的開発を行っています
【terraform】gcpでcicd環境を構築する方法
櫻井 裕司
2020-01-04 櫻井 裕司
tech
企業サイトはAWSを利用しているのですが、要件によってはGCPの方が適している場合もあるため、GCPでのcicd構築も行いました。AWSと比較しつつ説明しているため是非ご参考にしてみてください。
【合格体験記】GCP_Cloud_Archtectに受かりました
櫻井 裕司
2019-12-23 櫻井 裕司
personalqualification
Google Professional Cloud Architectに合格したので、勉強法別のコスパをまとめてみました。
AWSでサブドメインなし(wwwなし)からサブドメインあり(wwwあり)へのリダイレクト設定
櫻井 裕司
2019-12-23 櫻井 裕司
tech
もともと企業サイトがサブドメインありで公開していたが、サブドメインなしでもエラーなく接続できるように設計。terraformで作成しているので是非ご参考ください。
マークダウンで記事を書けるようにしてみた
櫻井 裕司
2019-12-16 櫻井 裕司
tech
ホームページのブログをマークダウンを使用してかけるようにしました。gatsbyなどもありますが、今回はお手製cicd+pythonを使用してライトに作成しました。
Copyright © SinkCapital 2024
ご相談はこちらから 一緒に働きたい方はこちら